海の向こうから花物語が来ました。今日の記事はネタバレってほど本文には触れませんが、花物語を読んだことがある方向けかなと思います。
七月某日。うちに花が届く。
いやはや、花物語を買うのって四度目(一度目:原作、二度目:アニメBlu-ray、三度目:原作電子書籍)ですけど、何度経験しても心躍りますね!
je8さんが表紙を見て「え、えっちだね……?」と三回も言ってたのが面白かったです。わかる。わかるぞ。
舞っている花びらが何の花か特定したいねって話もありましたが、流石に難しいですかね。でも薔薇だったら嬉しいねって話もしました。生への執着。
そもそも神原駿河さんは百合の花モチーフと並べられやすいので、他の花チョイスってだけでも珍しくて嬉しい。
なんかここの文章は編集さんの書き下ろしのような気がします。多分。
なんとなく失礼な表現(きっと良い意味で)が並んでました。
カラー口絵付いてた。意外とアップで見れる機会が少ない表紙イラスト。
本文。英字の本を買うことすら初めての身なのであんまりな感想になってしまうんですが、なんか、超豪華な英語の教科書って感じです。
ついでに匂いは普通でした。というか、割と薄めだった。海外の本だから特別にファビュラスな匂いがするって程でもなかった。小説本ってよりかは、日本の漫画の単行本っぽい香りがします。インクっぽい感じ? 紙質の所為なのかな? 紙は上質紙ってよりコミック紙みたいなラフ寄りっぽく見える。ティーンエイジャーっぽくて可愛いな。紙の色は白。日本語版はクリーム系の紙だったので、目に入る景色が新鮮に見えます。潔白な神原駿河か……
私は海外のAmazonでアカウント作って予約しましたが、今見ると日本のでも買えるっぽいですね。
受け取ったのは先月で、折角だからブログにでも書こうかな~!! なんて常々思っていたのですが、ここ最近忙しくて中々筆を取れずにいました。
時間が空いちゃった所為で当時のハイテンションぶりは再現出来ていないかもしれませんが、私なんかは興奮極まると単語でしか話せなくなるタイプなので、かえってこの方が良かったかもしれない。
ただ中身はまだ半分も読めてなくてですね……これは時間の問題というより、英語が不得手っていうのも理由のひとつでもありますが。
でも好きな台詞とか気になった台詞、どう翻訳してるの? とノーヒントでページをぺらぺら捲る遊びは贅の極みって感じで楽しいです。今回の記事のタイトルからもその片鱗が覗えると思います。
例えばこれ。『花物語』p.198より
「今更にも程があるね。まさか好かれているとでも思っていたのかい? それともスカーレットだとでも思っていたのかな」
『HANAMONOGATARI: Flower Tale』p.212より
“You're asking me that at this late date? You actually thought I was fond of you? Or should I say fondue?”
フォンデュって何ですかフォンデュって。可愛いが過ぎる。
沼地蠟花さんの口からフォンデュって出てくる日が来るとは……まさか沼地さんもフォンデュって言っただけでこんなに大喜びする人類がいるとは夢にも思わないでしょうけれど、いるんですね~これが。