夏告知

夏コミ申し込んでませんが新刊は作ったので紹介します。
勢い余って2つ作っちゃった。どちらも通販メインで頒布するのでよしなにお願いします。

 

新刊その1:かんらぎ原案アンソロジー風個人誌

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この神扇くん本のかんらぎverです。
掌編9つ収録してます。
7名の方にご助力頂き、8つお話を作りました。オマケで私が気に入っていたかんらぎ話を1つ追加で入れました。

今回頂いたお題は

①世界五分前仮説
②某劇場版を見るのにチケットを予約購入する阿良々木先輩
③天体観測
④阿良々木くんにバスケを教える神原
⑤水まんじゅうとおっぱい
⑥体感時間がずれているかんらぎ
⑦自転車二人乗り

です。もうこれだけでエモいですね。エロいとエモいは一文字違いなのでかんらぎ本に相応しいのではないでしょうか。
タイトルのアンドゥイエットはソーセージの名前です。前作のサラダボウルも同様ですが、「ごちゃごちゃ色々入っているもの」を由来に選出しました。

 

新刊その2:忍野扇が怪異じゃない世界線の本

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神扇くん本です。R-15くらいかも。あとメリバかもしれない。
例によってなんでも許せる方向けというか、忍野扇くんをがっつり男の子として書いた本なのでそういうの苦手な方はご注意ください。

先輩コンプレックスに悩む扇くんと神原の本、とでも言えば良いのかな。
ものを食べたり寝たりセックスしたりする忍野扇さんは書いていてとても新鮮でしたし、鬱気味にリビドーに溢れる彼は、なんかこう……エロいなって思いました。彼は普通に美少年の類なので書いていて楽しかったです。文字でも美少年書くの楽しいよね。
でもこうして怪異じゃない世界線として捉えないと彼の三大欲求を書けなかった反面、怪異じゃない彼の三大欲求は若干歪んでいるのはどうしてなんだろうな。
何故か私は怪異の忍野扇ちゃんの方が健全にものを食べられると思ってますがね。根拠は特にないが……

 

生きている沼地を書く時もそうなんだけど、こういうifを扱うようなタイプの創作って、やっぱり彼女に生きていて欲しかったというエゴの表れではなく、実際の彼女は死んでいるからこそ生きている世界線が産めるということなので……なんていうんだろうな。上手く着地出来なかったが、とにかく私は原作の死んでしまった沼地蠟花が好きだし、怪異の忍野扇が好きだ。かといって彼ら彼女らを人外っぽく扱うのはなんか違うと思うんだよ。

 

どちらも8月に通販開始予定ですので、よろしくお願い致します。

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